急性期から訪問看護へ。キャリアチェンジで見えた新しいやりがい
- 諒 加藤
- 5月18日
- 読了時間: 3分
看護師として急性期病院で働く中、「もっと患者さん一人ひとりとじっくり関わりたい」と感じたことはありませんか?忙しい病棟業務の中で、丁寧なコミュニケーションや継続的な関わりが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
柏市・松戸市に拠点を構える「ピース訪問看護ステーション柏」では、そうした看護師の想いに応えられる職場環境が整っています。今回は、急性期から訪問看護へとキャリアチェンジした看護師の声を通して、訪問看護のやりがいや可能性をお伝えします。
■ 急性期から訪問看護へ。きっかけは「もっと寄り添いたい」という想い
紹介するのは、当ステーションで活躍する30代看護師Mさん。大学病院で7年間、内科と循環器の混合病棟に勤務していました。
「救急対応や術後管理に追われる日々。やりがいはあるものの、患者さんとの関わりが“こなす”ものになってしまっていたんです」
そんな時、退院支援カンファレンスに参加する中で、訪問看護師の存在に興味を持ち始めたそうです。「退院後も患者さんに寄り添い続ける仕事があるんだ」と気づいたことが、転職のきっかけでした。
■ 実際に働いて感じた、訪問看護のやりがい
「ピース訪問看護ステーション柏」で働き始めたMさんは、まず同行訪問で基礎を学びました。先輩看護師の対応を間近で見る中で、「その人らしさを大切にする看護」の奥深さに触れたと言います。
「例えば、認知症の利用者さんと話すときも、その人のペースに合わせた声かけや関わり方が求められます。一方的ではなく、双方向の看護ができるのが嬉しいです」
一人ひとりの生活や価値観を尊重する訪問看護は、看護師としての原点を見つめ直す機会にもなったとのこと。急性期とはまた違うやりがいを日々感じているそうです。
■ 訪問看護は“孤独な仕事”ではない
訪問看護というと「一人で現場に行くのが不安」と感じる方も多いかもしれません。しかし、当ステーションでは情報共有や相談体制がしっかりと整っています。
「毎朝のミーティングやチャットでの情報交換、緊急時のサポート体制など、常にチームで動いている感覚があります。むしろ病棟よりも“仲間とつながっている”という実感が強いです」
また、訪問先では医師やケアマネジャー、リハビリ職と連携する機会も多く、コミュニケーションスキルや調整力も自然と身につきます。
■ キャリアアップやライフスタイルの見直しにも最適
訪問看護はスケジュールが比較的柔軟で、自分のペースに合わせて働ける点も魅力です。Mさんは現在、週4日勤務で子育てと両立しています。
「フルタイムでバリバリ働くのではなく、自分のライフステージに合った働き方を選べるのがありがたいですね」
さらに、認定看護師や在宅療養支援に関する資格取得を目指すスタッフもおり、キャリアアップの道も開かれています。
■ 最後に
もしあなたが「もっと深く人と関わりたい」「看護師としての幅を広げたい」と思っているのなら、訪問看護という選択肢を一度検討してみてください。
「ピース訪問看護ステーション柏」では、見学・相談を随時受付中です。不安な方も、まずは雰囲気を感じに来てみませんか?
あなたの新しい一歩を、私たちが全力でサポートします。地域に根ざした看護を、ここ柏・松戸の地で一緒に届けていきましょう。
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